院長室の窓から

新潟県阿賀野市にある脳神経センター阿賀野病院での日々のできごとです。

 早いもので、今日から7月です。1年の半分が終わったと思いますと時の流れの速さを実感せずにいられません。
 さて、7月7日は七夕です。これにちなみまして、当院の各病棟には小さいながらも七夕飾りが飾られました。
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 笹の葉に五色の短冊が吊るされ、それぞれに入院患者さんの願いごとが書かれています。
 皆様方の願いが叶いますようお祈りしたいと思います。

 病院の広報誌「うるおい」の20号を発行しました。今回は開院50周年を記念して発行した「創立50周年記念誌」の内容を紹介する50周年記念特別号として編集しました。
 当院50周年の歩みをご覧いただけましたら幸いです。
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いかがでしたでしょうが。
これからも当院をよろしくお願い申し上げます。

 新潟県内の桜も開花が進み、病院のある阿賀野市の桜も満開となり、国道290号線の病院入り口にある桜も見事な花を咲かせています。
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 その横を流れる都辺田川沿いの桜も見事です。
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 病院の近くにある“あがの池”湖畔の桜も見応えがあります。
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 新潟平野を見下ろす五頭連峰の麓に当院はあり、豊かな自然環境が自慢です。

 病院前から村杉温泉・出湯温泉にかけての国道290号線は、桜のトンネルが続きます。
 阿賀野市の春をお楽しみ下さい。

 大雪続きで、寒い日が続いていますが、3月3日のひな祭りを前に、今年も病棟の食堂にひな人形を飾りました。
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 まだしばらく寒い日が続き、これからも大雪も予想されていますが、来週火曜日頃からは気温が上がるとの予報が出されています。
 2月も下旬となり、来週末には3月を迎えます。厳しい寒波もこれが最後となり、春が来ることを期待しましょう。

 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
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 今年は巳年です。十二支の6番目に当たりますが、十干と組み合わせますと、42番目の乙巳になります。
 巳は蛇を意味しますが、蛇は脱皮を繰り返して新しく生まれ変わり、強い生命力があることから、復活と再生の象徴され、古来より不老長寿や豊穣、金運の神様として祀られており、縁起の良い動物として知られています。
 また、ギリシャ神話に登場するアスクレピオスは、死人もを蘇らせる力を持ち「医学の神」「治療の神」として知られますが、いつも蛇が巻き付いた杖を持っていたそうです。
 この蛇が巻き付いた杖はアスクレピオスの杖として知られており、医学関係のシンボルとされ、世界保健機関(WHO)や世界医師会(WMA)のマークなどに使用されています。
 このように医療の世界では蛇は象徴的に崇められており、杖に巻き付いた蛇以外でも、日本医師会のマークを始め、様々なデザインの蛇が、医療関係機関のマークとして使用されています。
 今年こそは、蛇のように脱皮して、暗い世相を抜け出し、景気が良くなって、金運がもたらされ、皆様方の健康が増進されることを切に願いたいと思います。

 さて、2024年は、新年早々に能登半島地震が発生して甚大な被害が生じ、1年が経った今なお復興が進んでいません。
 新潟県内でも、新潟市西区や江南区を中心として、大規模な地盤の液状化等により、2万4千棟以上にも及ぶ多くの家屋が被災しました。
 その後、パリ五輪での日本選手の活躍や大リーグでの大谷選手の活躍など、明るい話題もありましたが、円安の進行、物価高、燃料光熱費の高騰などにより、生活は苦しくなるばかりです。決められた診療報酬の中で運営する病院経営も、大きな打撃を受けています。
 そして、現在インフルエンザが大流行中であり、2019年末に中国の武漢に始まった新型コロナウイルス感染症も、変異を繰り返しながら、5年が過ぎた今なお蔓延が続き、予断を許さない状況が続いています。

 このような状況下ではありますが、病院の改修工事は順調に進み、7月に竣工することができました。
 そして、11月1日には開院50周年を迎えることができました。これも皆様方のご支援の賜物と感謝し、厚く御礼申し上げます。
 また、病院裏に開院50周年を記念しての記念碑を建立し、開院50周年記念誌を発刊することができました。過去50年の足跡を記念として残し、次の世代にこれからの歴史を引き継ぐことができるよう精進していきたいと思います。
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 本年も病院運営には厳しい社会情勢が続きますが、職員一丸となってチーム医療を推進し、皆様方の期待に応えられますよう励んで参りますので、これまでに変わらぬご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。

 最後に、本年が皆様方にとりまして、すばらしい年になりますことを祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


当院は昭和49年(1974年)11月1日に開院し、本日開院50周年を迎えることができました。
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 私は、開院30周年の節目の年の2004年4月に、副院長として赴任しました。その後、神経難病を中心とする脳神経疾患の専門病院として機能の充実を図り、2008年11月に「阿賀野病院」から「脳神経センター阿賀野病院」へと改称し、さらなる医療の充実に努めました。
 そして、開院40周年の2014年4月に、私が院長を引き継ぎ、以後10年以上の年月が過ぎました。この間、老朽化した病院の改築・改修、医療機器の更新等を進め、より良い医療サービスを提供できるように努力して参りました。
 これからも脳神経疾患専門病院としての役割を担い、さらなる発展を目指したいと思いますので、従前同様にご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。

 開院50周年記念として、取引関係の皆様からお祝いを頂戴しました。誠にありがとうございます。
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 当院外来に飾らせていただいておりますので、ご覧いただければ幸いです。


 当院は1974年11月1日に開院し、このたび創立50周年を迎えます。これを記念して、50周年記念碑を建立することになり、本日除幕式を挙行しました。
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 阿賀野市内の旦飯野神社の神主さんにお越しいただき、厳かな中に式典を行い、つつがなく除幕することができました。
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 記念碑には、当法人の名前になっている「潤生」の2文字が大きく刻まれています。

 当院のリハビリ室から見渡せる場所に建てられましたので、当院にお越しの際にご覧いただければ幸いです。
 

病院の広報誌「うるおい」の第19号が発行されました。
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医療情報としては、新しい認知症治療薬であるレカネマブの解説を載せています。
また、在宅介護のワンポイントアドバイスとして食べやすい食事を紹介しています。
改修された院内の様子も紹介していますので、是非ご覧下さい。
広報誌は下記URLよりダウンロードできます。

 長らく続いてきた病院の改修工事も、いよいよ竣工となりました。工事中は、皆様方に大変なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

 外来も明るく広くなり、早くもご来院の皆様に喜んでいただいています。
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 検査科や放射線科前の廊下も広くなり、CT、MRIも最新機種に入れ替えしました。
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 外来のトイレも新しくなりました。
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 これで開院50周年に向けて進めてきた一連の改修工事も終了となります。古くて狭かった病院のイメージも一新できたのではないかと思います。

 これからも皆様方の信頼に応えられるよう努力してまいりますので、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 新潟県内の桜は開花が進み、阿賀野市の桜も満開となりました。病院入り口にある桜も、今が見頃です。
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 阿賀野市は新江の桜が有名ですが、病院前の国道290号線沿いにもたくさんの桜が植えられており、病院前から村杉温泉~出湯温泉にかけては、見事な桜並木が続きます。
 桜が終われば新緑が鮮やかとなります。市街地から少し離れた当院ではありますが、周囲の自然環境の豊かさが当院の自慢です。

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